萩尾望都さんのホロスコープ
先日NHKで「100分de萩尾望都」というスペシャル番組をやっていて、
学生時代萩尾望都さんや山岸涼子さんの漫画を読みふけっていた私は
懐かしい気持ちで見入ってしまった。
そこでちょっと萩尾望都さんのホロスコープを見てみたいと思ったので読んでみます。
生まれ時間は仮に12時にしています。
ぱっと見、予想通り不動宮がたくさん!
10天体中、7天体も不動宮。
しかも太陽がおうし座なので、自分の感覚にはとことんこだわるはず。
太陽と金星が合しているので、自分の美意識や感性をばーーんと社会に打ち出しています。
萩尾さんの漫画ってどこかみんな貴族的な雰囲気な登場人物が多いような。
「ギムナジウム」とか、日本の寺子屋とかでなくて、外国の子供たちが通う学校が舞台だったり。。。
なんだか素敵~~~、憧れる☆☆な世界が多い気がします。(笑)
そしてその世界に読者の少女たちは心が鷲掴みになるはず。。。(金星は若い女の子も表すので) もれなく私もその一人だった。(笑)
番組では萩尾さんのお部屋、ご自宅なんでしょうか、そこも映っていたのですが
もうヨーロッパ調の華麗なインテリアでした。
絵柄も当たり前ですが大変美しい。
おうし座がこれでもか!っと輝いている気がします。
そんな萩尾さんも2年くらいはデビューできなかったようです。
でも「絶対自分の感性は間違ってない!テクニックの問題だ」と思って
画力を鍛えていたようです。
その辺は土星の獅子座が修行・鍛錬させ、同じく獅子座の冥王星が無尽蔵にがんばるパワーを生み出していた気がします。
途中で漫画家はビジネスなんだ、という視点に立たれたようで
この辺も土星がちゃんと効いている方なんだなーと思いました。
社会の中での漫画家という立ち位置をしっかり考えて行動されている方な気がします。
また番組では萩尾さんの家族関係にも触れられていました。
子どものころから漫画を描くのが好きだった。けれどそれを理解できないお母さん。
蠍座の月が太陽とおそらくオポジション、そして冥王星ともスクエアを作っていると予想。
お母さんに理解してもらいたい、自分の作品を読んで共感してほしい、
けれどそれは難しいことだったんでしょうね、、、。
感情的に折れそうなことがあったんじゃないでしょうか。
でも蠍座の月は諦めない。
それが逆にモチベーションとなって作品を描く原動力にもなっていたんではないでしょうか。
太陽を動かす深い部分で機動力になる月になっていたと思います。
萩尾さんの水星はふたご座で海王星とトラインで調和的な角度です。
漫画の中に文章が多いのもこの双子的な力を発揮されています。
まるで小説、哲学書を読んでいるような。
遠い世界、遠い文化のことであっても、インスピレーションがどんどん降りてきて
たくさんの名作を作り上げることになったんだと思います。
改めてホロスコープを読むと本当にすさまじい職人芸で
萩尾望都ワールドが作り上げられていたんだなーーーと実感。。
簡単ですが以上です。
読んでくれてありがとうございました!